2014年08月10日

電子ブックの可用性を高めるEpubor Ultimate

電子ブックが本格化して久しい。
特に表示端末の能力が上がり、価格もこなれて。
また紙より多少安い(電子版はもう少し安くできるはずだ)し、無料版もある。紙という資源の無駄遣い(?)も防げるだろう。
紙の本を数十冊も持って歩けはしないが、軽量な端末なら数百冊でもOKだ。
いいことづくしの電子ブックに思えるが、まだ熟していない部分もある。
DRM(Digital Right Management)の問題だ。
慥かに、出版社としてはプロテクトを掛けずして販売などできない。
出版社とユーザには紳士協定は事実上通用しないから、発売と同時に商品は商品ではなくなってしまうだろう。
良き時代のUNIXの世界であれば、使用者は限られており、それなりにプログラムもデータも自由に使えたが、一般にPCが普及した今はどうだろう。悪意を持ったウィルスや犯罪など、現実世界と全く同じ人間の悪癖が蔓延してしまった。セキュリティプログラムは手放すことはできない、という有様だ。
だからデータを提供する側がDRMを掛けるということは理に適っている。

しかし、しかしである。この問題はそう簡単ではない。今度はユーザの立場に立ってみると、規制がきつすぎて(例えば、制限された部分コピーでさえできない、印刷もダメ)使いにくいばかりではなく、データがいつなくなるかという、杞憂ではなさそうな問題もある。実際、配給会社がつぶれてしまえば、データが保証されるかどうかは分からないのだ。

双方の主張は、どちらも当を得ている。ではどうしたら良いのか。
将来的には、データは自由に使える方がいいだろう。データ拡散の対策は、購入したデータの属性として、購入者が誰であるか、拡散された場合に、追跡できて、それに対して損害賠償を求めることができるような技術と法的体制を作ればいいのではないか。
慥かに、今は難しいかもしれないが、双方の要求を満たすためには、超えなければならない壁でもある。

将来的な方向性は見えてきたが、現時点ではどうしようか、ということになる。
少々(かなり?)ユーザよりになるかもしれないが…。
まずデータは買う。しかし、DRMは解除させて貰おう。
担保は取れないが、拡散はしない、という約束も守ろう。

そこで、筆者は、Epuborという会社の"Epubor Ultimate"を使ってみた。Amazon.comから購入した本(データ)に適用してみたのだ。
何の不都合もなく他のリーダーで読めた。この効果は非常に大きい。もちろん、何度も言うが、他に漏らしたりする意思は全くない。
出版社を倒産させては元も子もないし、それ以前に犯罪者にはなりたくはない。
データがフリーになることによって、他のアプリケーションと絡めること(例えばポップアップ型の辞書など)で可読性はさらに向上している。

将来、データ供給者とユーザがうまく調和できることを望んで、今はad hoc(一時的)に運用している。

こういった環境が必要でない方には意味がないが、必要であれば、この方法を試してもいいかもしれない。
但し、くれぐれも注意していただきたいのは、データを漏らさないこと、これは使用者の人格に関わる問題だから、誘惑に惑わされてはいけないことを指摘しておきたい。

To ladies and gentlemen of Epubor:

If you would make a new version of "Epubor Ultime", the version could be able to work also in Android emulator like BlueStacks.
I think it would be a very useful software.

Thank you!
posted by Serendipity at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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