2015年07月07日

世界遺産登録問題





 軍艦島を始めとする数点が世界遺産登録となった。しかし、これは喜ぶべき事なのだろうか?
 果たしてこれで良かったと言えるのだろうか?
 歴史的に事実ではない「朝鮮人の強制労働があった場所」としても認定されてしまったからだ。

 実は、これが日本の弱点だと思う。一度「世界遺産登録必至」という組織が出来上がってしまうと、当初の目的(歴史的に価値ある遺産として残す)から逸脱し、それが誤った方向に進もうとも途中でそれを押しとどめることができない。おかしいと気付いた者が、異論を唱えれば排除される。まさに、小室直樹氏が喝破したpneuma(空気)の造成によって、正論は排除されてしまうのだ。それは畢竟、破滅に至る。それはまるでレミングの「死の行進」のように。

 歴史的価値があるものなら、たとい世界遺産登録に時間が掛かっても(或いは、ならずとも)、その意義を失わせてはならない。登録如何に拘わらず、国が保存すれば良いことの筈だ。今回の登録に当たっては、決して認めてはいけない、事実とはことなる「強制労働」という項目を受け入れてしまった。歴史的意味を歪曲し、それが世界遺産に登録されて一体何の価値があるのだ?
むしろ負の遺産として世界中に認識されるだけではないか。

 地元の経済効果は少ないだろうが、何でもかんでも経済優先では、国が危うくなりはしないか。
 それは触るものすべてを金に変えることを神に願い、そして叶ったミダス王の愚行のようだ。
 今はそれを思い出すときではないのか?
posted by Serendipity at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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