2008年11月01日

政府の景気対策で景気が浮揚するか?

政府の緊急経済対策が発表されたが、有効なのだろうか。それより未来に禍根を残しはしないか。
街の声としても、賛成反対ありで、もちろんどんな優れた施策でも賛否が分かれるのは自然なのだが、賛成とする者もやらないよりはよい、という程度の反応で積極的に評価はしていないようだし、反対に至っては、ばらまき、投入費用対効果の疑問という実に真っ当な意見が覗われる。
では、その中身は実際のところどうなのだろうか。
週末の高速道路の距離に拘わらず、1000円という策については、経済が冷え込んでいる中そうそう浮かれて出歩く人もそうはいまい。先行きが不安だから財布の紐を締めているのだ。つまり不安が払拭できなければ、余計な出費は避けるであろう。
では、どうすればよいのだろうか。
いっそのこと、週末と言わず、高速道路料金を無料にしてみたらいかがか。今まで青色吐息であった物流は息を吹き返すだろうし、経済が活気に沸くだろう。自動車を使わない人や物流ばかりに補助するのは不公平だという意見も出るかも知れないが、それは的が外れている。今時物流に頼らない国民は皆無である。
加えて、次政権となる民主党はマニフェストでこの策を謳っているのだから、万が一施策がうまく行かなかったとしても、どのみち下野する自民党にとっては、痛くも痒くもあるまい。
さらに無料化によって今までしたくてもできなかった調査も可能になる。道路の利用状況を一斉に調査することだ。どのように道路が利用されるかを調べれば、以後の道路政策に生かせるであろう。
次に、燃料の暫定税を廃止することだ。燃料は社会の潤滑油、というより既に血液である。物流はもちろん、現代社会を運営しようとすれば、燃料なしには成立しない。農業など牧歌的な雰囲気があるが、実は燃料を食糧に換えているといっても過言ではない。
国は原油を備蓄しているが、備蓄のみならず、円高のメリットを最大限に利用して、国として緊急輸入してもよい。円高、円安に拘わらず、どちらにもメリットはあるはずだ。要は智慧の問題である。
これくらいドラスティックな施策し、国民が想定できないくらいの驚きを与えなければ、とてもじゃないが景気の浮揚などないだろう。
国民に直接金を渡しても効果などないに等しく、寧ろ将来に禍根を残すと思う。


posted by Serendipity at 08:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは

本文とは関係がないのですが御礼を申し上げたくご連絡しました。「道具としての相対性理論」でようやく特殊相対性理論までは理解に至りました。一般相対性理論の理解に向けてがんばっているところです。私は文系だったのですが40歳過ぎてから大学数学科で数学を学んでいます。

良い本をありがとうございました。
Posted by 新潟のS at 2008年11月09日 14:36
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Posted by ホテルマン at 2008年11月14日 15:17
数学科で学んでおられるとは凄いですね。そうなんですよ、科学というものは生涯付き合っていければいいんじゃないですかね。私は大賛成です。しかも、年を経るに従って得るものも多いと思います。私もそのように付き合っていくつもりです。
Posted by 一石賢 at 2009年11月12日 16:52
コメントありがとうございます。特殊の方の相対性理論はなんとか理解でき、こんどはリーマン幾何学を勉強して一般相対性理論に挑戦と独学を始めたのですが・・・独学ではきついです。
仕事に追われて授業出席は一時、断念していますが、いつか時間を捻出して再挑戦します。
Posted by 新潟のS at 2009年11月25日 21:18
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