2012年11月11日

中国を経済的に発展を許すな

LOTO6をはじめる前に読む本


ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答
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 Chinaという国がどういう国であるかは、幻想に捕らわれていた日本国民も十二分に理解できたと思う。「世界の工場」だとか「巨大消費国」とか、褒めそやされていたが、実情はかなり怪しい。規模は慥かにあるかもしれないが、巨大スイカが不味いように、質とのバランスの上でこそ成り立つものだろう。
「世界の工場」という項目で見ても、そこそこの技術しかなく、先進国からの要求事項に関して答えることは難しく、アセンブルが精一杯で、先進国の部品(日本、アメリカ、ヨーロッパ製など)を組み上げる程度のものだろう。賃金もうなぎ登りで、メリットはかなり損なわれ、これでは日本で作った方が安上がりではないかとの声も聞く。加えて共産党一党独裁や、それに伴う政情不安定というのは、大きなリスク要因で、これらを勘案すると、中国に進出するメリットはさほどない。エレクトロニクス関係なら台湾の方が遙かに優れている(比較すること自体失礼か。台湾の皆さん、すみません)。
 ビジネスが成立する最大の要件は、「約束を守る」ということに尽きると思う。つまり「契約」を守れるかどうかだ。残念ながら、Chinaにはこれが最大の要件であることを理解していない。こういう近代世界では普通の感覚が、Chinaでは歴史的に醸成されることがなかった。皇帝を中心とする国と民は完全に分離され、大衆は搾取の対象でしかなく、生きることだけに精一杯であったことを考えればその事情も分かる。だからといって、それを現代世界に持ち込まれては困る。
 中国、朝鮮などは、未だに古代社会を生きている。弱肉強食という「獣の論理」で生きている。曰く、「騙される方が悪い」、「力で強制する」、「領土は奪うもの」等々。アメリカでもこの傾向は強い(さすがに最後の項目は今のアメリカにはないと思うが…)が、大きく違うのは、ルールに従って競争しているということだ(だからこそ自らの手でルールを決めたいという思いが強い)。これを外れたら、まさに「獣」そのものになってしまうからだ。とても近代国家とは呼べない。
 「世界の工場」だとか「巨大消費国(単なる可能性)」になるだろうとか、そういう表面上の認識ではなく、どういう国家であるかを見極めないと、世界は、とりわけ日本は、壊滅的な痛手を被ることになるだろう。
 朝鮮程度の規模であれば、まだ封じ込める手立てはあるかもしれないが、GDPで2位となったChinaには、最大の注意を向けなければならない。具体的には、これ以上経済的に発展させてはならないということだ(軍事費増大が危険なことは言うまでもない)。
 ここまで巨大になると実行は難しいだろうが、企業のポートフォリオからChinaが占める部分を漸次減らしてゆく戦略は建てるべきだ。経済的に後退し、世界とどう付き合っていかなければならないかを身を以て理解するまで、Chinaに投資するのは慎重であるべきだ(中華思想と共産党一党独裁がある限り難しいだろうが)。
 むしろ、他のアジア諸国と連携してChinaを囲い込む方がよい(小中華である韓国は対象外)。イギリスの植民地としての歴史を持つインドは、もちろんイギリスの過酷な負の部分と、しかし、近代的な思考という功の部分も理解しているように思える(パール判事という存在がその見本)。
 東南アジア、インド、ブラジル、アフリカなどが将来、世界経済を牽引してゆく有力な国になるのではないか。
 古代社会を乗り越えられない中国に期待するのは、世界不安を齎(もたら)し、大きな誤算となるだろう。
posted by Serendipity at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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