2012年11月19日

混乱の総選挙

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
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 いよいよ総選挙が始まる。やっとのことで国民を愚弄し続けた民主党政権は終わる。こういう言い方をすると、「いや、色々重要な法案は通した。前政権の『負の遺産』が大きすぎて独自の政策が取れなかった」と必ず言い返してくる。
何を言っているのやら。
マニフェストに掲げたことをやることが、政権を与えることの必要条件である。その中には実現させるための「財政的裏付」があることは言うまでもない(そうでなければ先の必要条件を満たしていない)。
 もちろん政権交代したからと言って100%即座に実現できるとは有権者の誰一人として思ってはいない。半分もできれば及第で、あとは道筋が示されるだけでも良い。しかし、現実はどうだったか。簡単にできた「暫定的ガソリン税の撤廃」さえ「やらなかった」。それもたった「一議員」の横やりによって。
 一事が万事この調子で、民主党は、最後まで烏合の衆であり続け、挙げ句の果てに瓦解した。自らの党ばかりでなく、政治にまで混乱の種を持ち込んだ。
 ならば「第三局」か?
 維新の会が、台風の目であることは間違いないが、橋本大阪市長には、疑問も出てきてしまった。それが「大飯原発再稼働問題」である。当初反対していた彼は、原発廃止を訴えながらも、再稼働を認めてしまった。電力が不足したらどうするのか、という危惧からだったかもしれない。為政者なら現実的な側面を考慮しなければならないのは分かる。しかし、関西圏の多くの市民は、夏の間位は仕方がないと覚悟を決めていたのだ。筆者はここに「んっ?」と、この人は為政者として信頼できるのかと一抹の不安を覚えたのだ。
 同じことが、石原慎太郎元都知事にも当てはまる。尖閣諸島購入問題だ。慥かに、国民に大きく領土侵略問題をアピールするには良かった。しかし、結果は政府に横やりを入れられ、国が保有することとなった。最終的に国が保有することが良い事は誰の目にも明らかだが、彼は、港湾の整備、灯台の建立、諸島の資源調査などして最終的には国に売却すると言っていたはずだ。これでは、国民の目には「大風呂敷を拡げてやりっぱなし」と映るのではないだろうか。慥かに、島の所有者に対する政府の圧力は相当なものがあっただろう。「東京都に売却したら、法的可能なあらゆる手段で税金を掛けてやる」位の脅迫は、陰に陽にあったに違いない。「国に売却するのが国民の義務だ。税金も最大限に考慮する」とも言っただろう。一個人が国に対峙するのは困難だ。だからこそ都知事の力量が問われるのだが、不快感を露わにしただけで終わりである(それとも単に所有者が強(したた)かだっただけか?)。

「その木がよい木であるかどうかは、その果実を見れば分かる」(マタイ福音書12:33)

 民主党に関しては、十分にその果実を見せて頂いた。橋本大阪市長も石原慎太郎元都知事に関しても、その果実の一部は見せて頂いた。
 第三局と言いながら、政策はバラバラだ。大同に付いて小異を越える、とでも言いたいようだが、假にそれで政権を奪取したとして、民主党のようにならないと、一体誰が保証してくれるのか。もちろんそんな者はいない。結局は国民が責任を取るしかないのだ。しかも、そうなったら間違いなく混乱することは火を見るよりも明らかだ。

選択はしなければならない。決断と言っても良い。
しかし、誰を?
posted by Serendipity at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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