2012年11月22日

エネルギー政策について自民党への質問

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
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前略 自民党御中

 原発、エネルギー政策についてお尋ねします。
 まず、原発ですが、福島第一原発の事故を見て分かるように、この被害は数年どころか数十年或いはそれ以上の期間に亘り終熄は難しいと思います。従って、もう一カ所でも原発事故が起これば、おそらくこの国の終焉でしょう。
 そこで、貴党のお考えとしては、徹底的に原発安全基準を作り、それに従って廃炉に至る期限切れまでは稼働させるということと思います。電力不足に対する一つの苦肉の策であることは分かります。
しかし、果たしてそうでしょうか。
原発は、

1.ランニングコストが安いと言うが、多くの検証によりそれが怪しいこと
2.核廃棄物の最終処理法が確立していないこと
3.安全保障上、むき出しの原発は、仮想敵国の標的にされること


 特に、2に関してましては、假に即座に廃炉にしても大きな問題になります。ましてや、稼働させて、更に放射性廃棄物を増やすことは、今世代に対する負債のみならず、子々孫々に対する負の遺産になるでしょう。現代科学(近未来でも)では放射性物質を処理することは出来ないからです。
 深層地層処分を考えておられるようですが、地震大国である日本にとっては事実上不可能であり、日本学術会議によってもこの策を取らないようにと釘を刺されています。フィンランドのオンカロのような策は取れないと言うことです。
 ドライキャスクに入れて地上で管理するのでしょうか。しかし、この施設を受け入れる地方自治体はまずありません。とすれば、使用する電力量によって比例配分し強制的に保管させる、ということになるでしょうか。
 現実的には、原発のある場所で管理することになるでしょうが、現時点でもほぼ満杯状態になりつつある今、それも限界があります。
 従って、結論としては、これ以上核廃棄物は増やすことは出来ません。これにかかるコストも入れるとそれは1に関係しますが、結局原発は決して安い発電方法ではない、ということになります。
 3については、防衛上の問題で、はっきり言って今の原発がミリタリーレベルで保護されているようには見えません。もし保護されているなら、自衛隊が常駐して迎撃ミサイルの配備もされていることでしょうが、そうも見えません。仮想敵国にとっては、核弾頭を使わずも通常弾頭で核攻撃したのと同じ効果がでるのですから、標的にするのは間違いありません。結局これも1に関係し、防衛上のコストも加算するば、原発はとんでもなく高い発電方法であることが自然に導かれるのではないでしょうか。

 原発が使えないなら、エネルギー(電力)をどう確保するかという問題に突き当たりますが、最終的には維持可能な自然エネルギーに頼りたいところですが、これを主力発電にするには当面無理でしょう。いきおい水力、火力をベースにしなければならず、中でも火力発電に頼ることになります。しかし、中東や東南アジアから燃料を調達するにはコストが掛かりすぎます。
 そこで、提案なのですが、メタンハイドレートを利用したらどうでしょうか。既にご存じの通り、日本海側では、太平洋側と異なり、浅海底に剥き出し、あるいは、深くても100m程度の海底下にそれこそ無尽蔵に存在していることが、東大の松本良教授(地球惑星科学)の論文から分かっています。簡単に言えば海底に氷塊として存在しているのですから、さほど高度な掘削技術は必要ありません。既存の工法で対応できるでしょう。政府が予算を組んで試掘すら必要すらないかもしれません。早急に鉱区を設定して競りに掛け、民間にまかせたらいいのではないかと思います。法的は規制は必要最低限にすることです。実稼働は数年と掛からないのでないでしょうか。

 エネルギーに関しては出来ることはすべてやる、という姿勢をもって政治をして頂きたいと思います。
 この点、いかがお考えでしょうか。
posted by Serendipity at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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