2013年01月15日

体罰に効果があるなら、なぜ体罰のない国のスポーツが強いのか?

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
====================================
 生徒が自殺してしまいその原因が体罰にあったということで問題になっている。どういう状況であったかはまだ明らかになってはいないが、生命力に溢れる若者が痛ましい自殺の選択をしたということは、かなりの事情があったに違いない。
 こういう問題が発生すると、体罰の是か非かに焦点が移りやすいが、だが、端から問題になどならず体罰は「ダメ」でしょう。これは後で論ずることにして、その前にまず疑問がある。

 体罰が有効なら、それをしないユーロッパ、アメリカやブラジルのスポーツはなぜ強いんだろうか。

ということだ。スポーツの種類によっては、日本人が全く歯が立たないものもある。
 それとも「体罰が足りないから強くなれない」、のか?
 彼の国々では、体罰で死者が出たら、下手したら第2級故殺罪、少なくとも暴行罪で刑事、民事共に訴追され、二度とトレーナーとしてのキャリアは白紙に帰し、人生終わりになるだろう。アメリカでは民事で最低でも数十億単位の負債を抱え込むことになるからだ。日本のように命の値段は安くない。
 従って体罰など考えれないが、それでも成果を上げている。
 教育者はこの点を十分に考察すべきだろう。


 旧日本軍では体罰(鉄拳、ビンタなど)は、(軍規で禁止はされていたが)事実上あっただろう。しかし、現在の自衛隊ではどうか。まずあり得ない。軽い規律違反なら、腕立て伏せとかはさせられるだろうが…(これも体罰か?)。自殺にまで追い詰むような、ビンタや鉄拳などしようものなら、多分戦闘時、「後ろから弾が飛んでくる」ことになるだろうからね。それは冗談にしても、組織の士気の低下にはなるだろう。

 もともと組織の目標は、例えば敵に勝つ強い組織を作るとか、国体に常時出られるようなチームを作るとか、など具体的にあるはずだ。その手段として何を選択するかだろう。だがその手段として体罰はあり得ない。法的にも心理学的にもである。こう言うと、小学生のような子供でも叩いちゃだめなのか、と聞かれるが、答えは、「多分余り意味がない」と答えるようにしている。
 犬や猫でさえ、仔を躾けるとき、血が出るほど噛みはしない。怪我をさせる意味はないからだ。痛みを与えることが目的ではなく、ビックリさせ、「今したことはやっちゃダメ」と注意を促しているのだ。
 犬や猫でさえそうなのに、ましてや「万物の霊長」を気取る人間にできないわけがないだろう。

 「人を傷つけてはダメ」、「穏やかに接しなさい」と大人は言うのだが、そういう本人が、体罰をするようでは、まったく自己同一性がない。矛盾している。

 教育者や指導者、トレーナーと呼ばれる職種の方々は、最先端の心理学を学んだ方が良い。
 間違いなく実りがある。
posted by Serendipity at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/313631116

この記事へのトラックバック