2013年02月10日

国土強靱化計画を進めよう

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
====================================
 大きなコマは、少々手で押しても倒れることはないが、小さなコマならひとたまりもない。慣性の法則は経済にも適用できそうだ。今回の東北大震災がGDP規模100兆円程度の国で起こったなら立ち直れないかもしれない。

 この度の辛い経験が、日本が災害大国でもあることを徹底的に再確認させてくれた。これを契機として、国民の目はインフラのメインテナンスにもいくようになった。「作りっぱなしじゃいけないんだ」と。もちろん専門家ならそれは当然のこととして認識していただろうが、一般の国民はそこまで考えていなかったと思う。当たり前のように存在しているものは、当たり前のようにありがたみを忘れる。

 東海・東南海・南海地震は、発生する確率が高まっており、これを放置すれば、数百兆円規模の災害になると言われている。これは実感として分かることだろう。とすれば、災害を最小限にするために、数十兆円の投資は、理にかなっているし、しなければならない。自動車に乗る人なら任意保険に入るのが常識だ。自賠責だけでは、数億円もあり得る賠償には心許ないからだ。しかも自賠責ではカバーできない賠償もある。これと「国土強靱化計画」は、通底しているのだ。
 「またバラマキか」と思考停止してはならない。バラマキではない。明確な目的があり、それを実現するための予算を組むのだ。二階俊博議員が、「皆さん!お待たせしました」と無邪気に喜んでいたことには慥かに違和感は感じるし、自民党が暴走していた時代(暴走かどうかは検証が必要だが…)を覚えている国民は、警戒感を持つのも無理はないが、今回はそんなことをいっているレベルではない。むろん「国土強靱化計画」にそぐわない道路の敷設、鉄道の延長などは避け、最重要な箇所に絞ることが肝要だ。
 今はデフレであるから、こういった公共投資は実行しやすい。まだ低予算でできるからだ。いずれ値は上がっていくだろうが、それも狙いの一つであり、デフレからの脱却を促進できる。

 「国土強靱化計画」は、最後のチャンスかもしれない。これを逃したら、日本は大きく毀損されることだろう。経済的にも、国土も。
posted by Serendipity at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック