2013年02月24日

「国土強靱化」を粛々と実行せよ

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
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 技術は、消えてしまうのが恐ろしい。
 以前ならこんなことは考えもしなかった。しかし現実だった。明らかになったのは、東北大震災の復興だ。土木、建設ができる会社が少なくなり、復興に支障が出ているというのだ。少なくなっているということは、技術の継承がままならないということだ。今のところ会社が少なくなっているというに辛うじて留まり、将来的に会社が増え、技術は継承される期待はある。

 これがデフレの恐ろしさだ。

 最初過剰供給で需要を上回ると、値下げ競争のサバイバル戦が始まる。利用者は価格が下がって良いじゃないかと誤解するが、これが長引けば、やがて会社は倒産してしまう。すると供給は落ちていく。さらにそれが進めば、今度は、供給は需要に応えられなくなってしまう。つまりインフレになる。しかし、経済縮小下での供給減少であるから、完全なスタグフレーションとなるだろう。いわゆる悪性インフレだ。

 放置すれば必ずこうなる。

 「土木、建築会社と政治家が癒着している」と国民はこれを嫌った。慥かにそういう事実はあった。だが、少々過剰反応してしたことも間違いない。あまりにもマスコミの煽りに乗って、会社を叩きすぎてしまった。ある程度の公共事業がない限り生き延びることができない会社は、公共事業の大幅な減少によって、次第に姿を消して行くことになった。その後、長いデフレ下で、更に廃業、倒産は進み、今回の大震災から復興させるだけの体力はなくなってしまったのだ。
 この問題は難しい。公共事業に頼りすぎては、会社は健全に維持できないし、かといって、仕事が定期的になければ、機材などの維持もできなくなってしまう。「経営を多角化せよ」と企業努力ばかりに頼ってもそう簡単にはいかない。どのように差配してゆけばよいか、まだ回答は見つからない状況だ。
 ただ言えることは、災害大国であることを再確認させられた今、インフラを整備するだけの力を保持しないと、社会生活は維持できない、ということだ。

 今回の「国土強靱化計画」は、相当な覚悟をもって政府も進めて行くだろう。やらなければ、確実に日本は3流国に転落する。これから確実に起こる大災害は、半端ではない。経済的損失だけでも今のままだと200〜300兆円に及ぶという試算が出ている。それが、10年後、あるいは、30年後、もしかして、数年後かもしれないが、来たら終わりである。日本国という国がなくなるかもしれない。決して脅しではない。歴史学的、科学的予測だ。
 このような状況に陥った時、支那が黙って見ているはずがない。弱みに付け込んで、必ず侵攻してくるだろう。

 だとすれば、やることは一つ、「国土強靱化」だ。これはなにも、土木、建築に拘わることばかりではない。国防も充実させなければならない。

 自然災害だけでも大事なのに、膨張主義の支那にまで気を付けなければならないとは、なんとも厄介なことだが、そういう状況にある以上、対策を取らなければならない。砂に頭を突っ込んで危難が去ると思うダチョウになってはならない。

 日本人であれば、もう目が覚めても良い頃だろう。
 既に日本は平常時ではない、非常時なのだ。
posted by Serendipity at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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