2013年09月17日

慰安婦?それより現在の売春婦が「性奴隷」ではないのか!

ご隠居はんと留はんの「量子力学」珍問答

LOTO6をはじめる前に読む本
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 戦時中の慰安婦がどういうものであったかは、アメリカ軍が1944年に実際の慰安婦を聴取した記録が、米国立公文書館の資料

UNITED STATES OFFICE OF WAR INFORMATION
Psychological Warfare Team
Attached to
U.S. Army Forces
India-Burma Theater
APO 689

にあり、この中で、

・慰安婦達の証言では、志願して雇用され高額の給料を貰っていた
・待ちへ出かけて化粧品や洋服など好きな物を買っていた
・時間の関係で全てのお客(兵士)にサービスができない事を悔やんでいた
・日本人の兵士達とスポーツをしたり、ピクニックをしたり宴会をしたり様々なイベントを一緒に仲良くやていた
・借入金がある慰安婦は、その返済が終われば希望があれば国へ帰ることも出来た
・日本の兵士と結婚する者もいた

という項目がある。
 これは先に述べた通り、1944年の米軍の調査であり、大東亜戦争中のことである。当然この報告を握り潰し、日本に対して「日本軍は性奴隷として女性を扱っている」とプロパガンダをしてもおかしくない状況であった(実際、米軍は別の形でプロパガンダをしていた)。にもかかわらず、このことについては、"SECRET"としながらも、一切利用していない。つまり、
●敵国である米軍が直接当事者を調査していること
●調査により虚偽ではないことを認めていたこと
から、この資料の確実性は高いことを示している。

 もちろん、この資料だけで、全てのケースがこうであったとは言い切れないが、これと合わせて、日本政府の調査による「軍による強制連行はなかった」という事実を合わせると、日本政府の調査の正確性が高いと判断しても良いと考えられる。よく「証拠資料など焼却、破棄したのだろう」と疑う向きもあるが、こういう資料を全て抹殺、隠蔽することは事実上不可能だ。どんなに隠蔽しようが、あれば必ず出てくる。にも拘わらず、日本政府の調査だけではなく、「慰安婦が強制されていた」と信じているグループによっても見つかってはいない。
 但し、軍に属しながら、軍人が強制売春などさせた「白馬事件」などのケースは、軍関与の犯罪ではなく個人の犯罪として断罪され処罰(死刑を含む)を受けているので、日本政府の調査とは矛盾しない。この事件と混同してはならない。

 以上のことを前提にして、これを、国連の「経済及び社会会議」による「奴隷状態の現在の形態」の「犯罪の定義」、「奴隷、性奴隷状態を含む」のNo.27〜33(要旨)に鑑みると(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%AD%C5%AA%C5%DB%CE%EC)、
(original:http://www.unhchr.ch/huridocda/huridoca.nsf/0/3d25270b5fa3ea998025665f0032f220?OpenDocument#II
その要旨は、
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第2章 犯罪の定義
 第2節 奴隷制(性的奴隷状態を含む)
   奴隷制の定義は1926年の奴隷条約において明記され、その定義は「奴隷状態とは、所有権を伴う権力の一部もしくは全部が一個人に対して行使されている状況もしくは状態である」、レイプなどの性暴力の形態による性的接触も含む。

「性的(sexual)」という用語はこの報告書では奴隷制の一形態を説明する形容詞として使われており、別個の犯罪を示すものではない。あらゆる意味で、またあらゆる状況で、性的奴隷制は奴隷制である。性的奴隷制には、女性や少女が「結婚」を強要されるケースや、最終的には拘束する側から強かんなど性行為を強要される家事労働その他の強制労働も含まれる。

奴隷制という犯罪は政府の関与または国家の行為がなくても成立し、国家の行為者によるものであろうと民間の個人によるものであろうと、国際犯罪に相当する。さらに、奴隷制とは人を所有物として扱うことを指すが、その人が金銭で売買ないしは人身取引されていないという事実をもって無効となることは決してない。

奴隷制の定義には、自己決定権、移動の自由、自己の性活動に関する事柄の決定権の制限などの概念も内在している。個人的には被害を受ける相当の危険を犯して奴隷状態から逃げることができたとしても、それだけで、奴隷制ではないと解釈してはならない。

奴隷制にはまた、すべてではないとしても大半の形態の強制売春も含まれる。「強制売春」とは一般に、他人に支配されて性的行為を強要される状態を意味する。

原則として、武力紛争下では、強制売春と呼びうる実態はたいていの場合、性的奴隷制に相当する。
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であるから、性奴隷、あるいは性奴隷状態(以後「性奴隷」と略す)とは、

1.所有物として扱われる→人身売買される
2.自己決定権がない→意思の自由がない
3.移動の自由がない→居住の自由がない
4.自己の性活動に関して主体になれない→性を強制される

となる。
1,2,4は前述の慰安婦の証言により該当しない。3の居住の自由だが、これも商行為による会社員の拘束と同じで、「借入金がある慰安婦は、その返済が終われば希望があれば国へ帰ることも出来た」とあるように、契約が終了すれば後は本人の自由であったことが分かるので除外できる。もちろん戦闘下であるからどこに居住しても良いということにはならず、軍による保護のために、一定の場所に限定されていただろう。
 以上から、慰安婦を「性奴隷」あるいは「性奴隷状態」と認識するのは誤りである。

 さて、これを現在の「売春婦の実態」から見るとどうだろうか。1の人身売買は行われていることは分かっているので、これだけで「性奴隷」とされていることが分かる。また2,3,4も現実の犯罪として報告されている。

 これから分かるように、現在の売春婦は、その多寡は別にして、このような「性奴隷」として扱われている女性が居ることが明らかになっている。もちろん「自由意思」で売春を行う女性も居るが、その意思も、貧困、無知、怠惰などの影響が多大だろうと推察される(本来女性は「売春などしたいとは思わない」というのが前提だが)ので、それが果たして「自由意思」と言えるのかどうかははなはだ疑問だ。寧ろ「広義の性奴隷」と言ってもいいのではないかと思う。

 以上のことから、これから我々が為すべき事は、自らの意思でどうしても売春をしたいという女性(例えば、ヨーロッパの特定の国で認可されているようなケース)を除いて、基本的に売春婦というもの自体が「性奴隷」だと認識し、これを解放することが急務なのではないか。
 過去は既になく、未来は、現在の我々の行動に掛かっている。とすれば、不必要に過去に固執するのではなく、現在の問題を解決しようとする意思の方が重要なのではないか。
posted by Serendipity at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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